完訳 ファーブル昆虫記 第3巻 上
本, ジャン=アンリ・ファーブル
内容紹介 他の生物に寄生するのは怠惰な生き方なのか?3巻上は暗い土の中でカブトムシの幼虫を一瞬にして仕留め麻酔をかけるツチバチや、産卵管を他のハチの巣に突き刺して卵を寄生させるシリアゲコバチなど様々なハチの本能の神秘を教えてくれる。【目次】1章 ツチバチの狩り――地中で獲物を追いかける (標本図・フタスジツチバチ、ミダレツチバチ)2章 ツチバチ幼虫の危険な食事――獲物を殺さずに食べ進む3章 ツチバチの繭――狩られるものたちの生理と生態4章 ツチバチの狩りの困難さ――どうやって土の中で獲物に麻酔をかけるのか (図・膜翅目〔ハチ類〕の系統分類)5章 寄生者と狩人――壮大な略奪行為6章 巣の乗っ取りと寄生の起源――寄生バチとヌリハナバチ7章 ヌリハナバチと寄生者――自分で巣を造るもの、他人の巣を使うもの8章 ホシツリアブ――ヌリハナバチに寄生するもの (標本図・ミスジホシツリアブ、ミスジホシツリアブの蛹)9章 シリアゲコバチ――腹部に、複雑に収納された長い産卵管 (標本図・オオシリアゲコバチ)10章 オナガコバチ――泥の巣に産卵管を深く刺し込む寄生バチ (標本図・ハナバチヤドリオナガコバチ)11章 ホシツリアブの幼虫――成長段階で二つの型をもつ幼虫の暮らし 内容(「BOOK」データベースより) 寄生するハチは本当に略奪者なのか?博物学の不朽の名著完訳版。 商品の説明をすべて表示する
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ペーパーバック : 440ページ ページ
作者 : ジャン=アンリ・ファーブル
出版社 : 集英社 (2006/7/6)
コレクション : 本
ISBN-10 : 408131005X
フォーマット : 単行本
発行日 : 2006/7/6
平均的な顧客フィードバック : 3.5 5つ星のうち(3人の読者)
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この巻の前半は、ツチバチが主人公。雌は、土にもぐってカブトムシやハナムグリなどコガネムシの幼虫を探しだしその場で麻酔を掛け卵を産み付ける。ファーブルは、その様子を30年間にわたる観察結果に基づき書き付けている。第4巻でも続きが展開されるという。まさに、観察する人ファーブルである。後半は、主にヌリハナバチに寄生するハチやアブの話が中心で、寄生者が、ヌリハナバチの強固な城砦のような巣をどのように侵すのかを追跡してくれる。それらを通して、まさに実証的に進化論の自然選択説を批判的に論ずることにも力を注ぐ。この巻に限らないのだが、詳しい注が、現代の読者の理解を助けてくれてありがたい。脚注では、同じ用語が繰り返し説明されることも結構あり、素人が繰り返し学習により知識を定着させることを助けてくれる。例えば、「寄生」という言葉に本巻だけで3回の注をつけて(p.135、171、368)いる。訳注でも、ファーブルの時代から現代への知見の進歩を跡づけてくれることも多く、これはとても役立つし面白くもある。例えば、寄生バチは意外に種類が多く、一説では、すべての昆虫には一種以上の寄生バチがいるといわれ、また、その寄生バチが、動物の数を調節する上で特別に重要な役割をしているらしい、ということなども紹介されている、等々である。
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