DUST MY BROOM本pdfダウンロード

DUST MY BROOM

, 菅原 一剛
内容紹介 ゴミの山に潜在した「再生する力」を写す。テレビや自動車、空き缶や紙くずなど、ゴミとして回収された膨大なモノたち。身の回りに存在した記憶もろとも、ゴミは徹底した粉砕と手作業による分別処理を経て、そのほとんどが「資源」として再生する。粉砕する力、ゴミに潜在する再生力が立ち現れる瞬間。テレビや自動車、空き缶や紙くずなど、ゴミとして回収された膨大なモノたち。身の回りに存在した記憶もろとも、ゴミは徹底した粉砕と手作業による分別処理を経て、そのほとんどが「資源」として再生します。撮影は青森県弘前の青南商事(撮影協力)で行なわれ、3年が経過した現在でも進行中です。本書のタイトル『DUST MY BROOM』は、スライドギターの名手、エルモア・ジェイムスの代表曲です。本来は「ほうきの埃を払う」という意味ですが、ブルーズの中では、さまざまなシーンで「やり直す」ことの比喩として歌われています。「青森県弘前にあるリサイクル工場・青南商事の本社を初めて訪れた時、そこで目にしたのは、とてつもなく大きなゴミの山でした。はじめはその質量に、ただただ圧倒されましたが、やがてその大きなゴミの山は、実はぼくたちの身の回りにあったものがほとんどであることに気が付きました。本来なら、こんなにもたくさんのゴミを生み出して日々の生活を送っていることに問題意識を持つべきかもしれません。しかし、ぼくは不謹慎にもその姿に“かっこいい”とか“うつくしい”と感じていました。そのことに若干ためらいながらも、それを大きく上回る好奇心とともに、そんなゴミの山を夢中になって撮影しました。」 (菅原一剛)ゴミの存在に、私たちは当事者として関わっていて、常に解決したい感じていることです。それは、発生せずにすんでいたモノかもしれず、できることなら自らの手で再生したり、あるいは自然に戻したいという思いからかもしれません。しかし、いまやゴミは完全に個人の手を離れ、普段は目にすることのないリサイクル工場の内部に取り込まれていきます。その“ゴミ箱の向こう側”で起きている光景を見たとき、私たちは爽快感と美しさを感じるはずです。「ゴミは過去の時間の中に葬り去られ、捨てられたものたちではあるのですが、そこに思いとともに工夫を重ねることで新しいものが生まれることを知りました。だからこそ僕は、きっとこれからも、“DUST MY BROOM”の中から、たくさんの新たに再生する力を発見できるのではないかと楽しみにしているのです。」 (菅原一剛) 内容(「BOOK」データベースより) 世界で一番きれいなゴミの本。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 菅原/一剛 1960年生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業後、早崎治氏に師事。フランスにてフリーの写真家として活動を開始して以来、数多くの個展を開催すると同時に、広告写真およびにCFなども手掛ける。撮影監督を務めた映画『青い魚』は、1996年ベルリン国際映画祭にて正式招待作品として上映された。2005年には、アニメ『蟲師』のオープニングディレクターを務めるなど、その活動は従来の写真の領域を越え、多岐にわたる。2004年フランス国立図書館に10点の作品が収蔵される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
DUST MY BROOM ダウンロード PDF Gratuit Pour Lire DUST MY BROOM Ebook En Ligne DUST MY BROOM ダウンロード Gratuitement le 本 en Format PDF [ダウンロード] DUST MY BROOM Format PDF
ペーパーバック : 224ページ ページ
作者 : 菅原 一剛
出版社 : SBクリエイティブ (2009/11/28)
コレクション : 本
ISBN-10 : 4797353368
フォーマット : 単行本
発行日 : 2009/11/28
平均的な顧客フィードバック : 4.1 5つ星のうち(3人の読者)
ファイル名 : dust-my-broom.pdf (サーバー速度22.47 Mbps)
ファイルサイズ : 25.34 MB

著者 [PDF]から本タイトルをダウンロード-電子ブックをダウンロード
著者 [EPUB]からタイトルをダウンロード-電子ブックをダウンロードDUST MY BROOMを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
人間は欲深く愚かで醜い。でも、それを乗り越える「やり直す」英知もある。そんな「希望」を感じさせてくれる、美しく稀有な「文明論」写真集。現在、デジタルカメラ系の月刊誌に連載中の写真ですが、写真集でまとめて一気に見ると、かなり心を揺さぶられます。深い色合いで浮かび上がる鉄製品の数々や、ガラスや紙製品、化学製品の残骸。それらは実に美しく、静かに沈黙しながらも、多弁です。人間が地球の資源を巧みに操っては文明を創造してきた英知を証明する一方で、過剰な消費に溺れ資源を収奪してきた愚かさと醜さも提示します。しかし、この写真集がすごいのは、そうした絶望感で終わらないことです。「ダスト・マイ・ブルーム」(やり直そう)。再生する意欲や力を人間が備えていること、そこで活きてくるのもまた人間の英知であることを、希望の光として力強く感じさせてくれるのです。人間も、まだまだ捨てたものではない、と。

0コメント

  • 1000 / 1000