チェ・ゲバラ - 旅、キューバ革命、ボリビア (中公新書)
本, 伊高 浩昭
内容紹介 今も信奉者を集めるチェ・ゲバラ。革命に目覚めた南米旅行、キューバでの奮闘、そしてボリビアに死すまで。生涯をたどり実像に迫る。 内容(「BOOK」データベースより) 1928年、アルゼンチンに生まれた革命家チェ・ゲバラ。医学生時代にラテンアメリカを旅し、貧富の格差や米国支配の問題に目覚める。カストロ兄弟と共にゲリラ戦で活躍し、59年のキューバ革命政権樹立に貢献。要職を歴任するものの、思いは全ラテンアメリカでの革命推進にあった。再び戦地に赴くチェ。だが前哨戦のコンゴ、続くボリビアで過酷な現実に直面し…。彼の遺した膨大な文章と関係者への取材から実像に迫る。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 伊高/浩昭 1943年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部新聞学科卒業。ジャーナリスト。元共同通信編集委員。1967年からラテンアメリカ(ラ米)全域をはじめ、世界百数十ヶ国・地域を取材。2005~14年、立教大学ラテンアメリカ研究所「現代ラ米情勢」担当講師。14年より同研究所学外所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ペーパーバック : 157 ページ
作者 : 伊高 浩昭
出版社 : 中央公論新社 (2015/7/24)
コレクション : 本
ISBN-10 : 4121023307
フォーマット : Paperback, Hardcover, Epub, PDF, Kindle
発行日 : 2015/7/24
平均的な顧客フィードバック : 4.2 5つ星のうち(6人の読者)
ファイル名 : チェ-ゲバラ-旅-キューバ革命-ボリビア-中公新書.pdf (サーバー速度18.92 Mbps)
ファイルサイズ : 21.11 MB
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日本でゲバラといえば、90年代に(バンド、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの影響で)Tシャツが売れまくった革命家のアイコンであり、2016年現在では現政権に反発を感じる人達の精神的アイドルのようなものかもしれない。しかし思うのは、当時そして今も、彼を支持する(特に)若年層がどれだけゲバラという人間の実像を理解しているのだろうか、ということだ。時代性の色濃い彼自身の著作や少々客観性を失った信奉者の書いた書籍が多い中、本書は冷静な視点で彼の実像を追っている点が好ましい。ハンサムなアルゼンチン人の医学生が南米を旅していくうちに、メスを銃に持ち替える決意をする—騎士道精神や理想主義を携えながら、ラテン・アメリカの真の独立を夢見てカストロらに共鳴、キューバ革命へと邁進していく若き戦士ゲバラは本当に魅力的だ。一方で、革命政権成立後に幼稚な政策や理想共産主義への拘り(本人はあくまでも”共産主義者”ではないと主張するのが彼らしい)でカストロの足を引っ張り、精神論に頼りすぎたコンゴ遠征や無謀ともいえるボリビアのゲリラ戦へと没入していく様は笑顔を失ったドン・キホーテのように痛々しい。いずれも時系列に従った事象のなかに彼らしいエピソードが巧みに織り込まれていて、どんどんページをめくっていけた。あの有名な肖像写真のように、ゲバラには光と影がある。それらを理解してこそ、我々は新しい時代秩序を見出せるのだろう。
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