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本で床は抜けるのか (中公文庫)

, 西牟田 靖
内容紹介「こんなに部屋中本だらけだと、床が抜けるのでは?」大量の本とともに木造アパートの2階に引っ越し、「床抜け」の不安に襲われた著者は、解決策を求めて取材を開始。「床抜け」体験をエッセイに書いた井上ひさし、大量の本に囲まれて遺体が見つからなかった草森紳一、乳がん闘病をきっかけに蔵書を捨てまくった内澤旬子……。床が抜けてリフォームした人、蔵書をまとめて処分した人、私設図書館を作った人、等々を訪ね歩き、「蔵書と生活」の快適な両立は可能か探る。愛書家必読のノンフィクション。解説・角幡唯介内容(「BOOK」データベースより)大量の本を抱えて引っ越し、「床抜け」の不安に襲われた著者は、解決策を求めて取材を開始。井上ひさしや草森紳一らの事例を調べ、床が抜けてリフォームした人、蔵書をまとめて電子化や処分した人、私設図書館や書庫を造った人、等を訪ね歩き、「蔵書と生活」の快適な両立は可能かを探る。愛書家必読のノンフィクション。著者について一九七〇年、大阪府生まれ。ノンフィクション作家。アジア・太平洋諸島の元日本領土、北方領土や竹島といった国境の島々をテーマにした作品で知られる。著書に『〈日本國〉から来た日本人』『ニッポンの国境』『ニッポンの穴紀行』『わが子に会えない』など。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)西牟田/靖 1970年、大阪府生まれ。ノンフィクション作家。アジア・太平洋諸島の元日本領土、北方領土や竹島といった国境の島々をテーマにした作品で知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ペーパーバック : 294ページ ページ
作者 : 西牟田 靖
出版社 : 中央公論新社 (2018/3/23)
コレクション : 本
ISBN-10 : 4122065607
フォーマット : 文庫
発行日 : 2018/3/23
平均的な顧客フィードバック : 3.6 5つ星のうち(6人の読者)
ファイル名 : 本で床は抜けるのか-中公文庫.pdf (サーバー速度27.52 Mbps)
ファイルサイズ : 19.66 MB

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書名がとても印象に残りました。若い時、実家の離れを自室にしている時、部屋の本棚に収納しきれない本やレコードを押し入れに、箱ごと一杯収納して、押し入れの床の端が抜けました。実際にそんなことがあったわけで、大工さんや両親から注意されたのを思い出しながら読みました。「実はここで以前、押し入れが抜けているるんです。」というくだりは他人ごとではありませんでした。部屋の本棚の置き方の工夫も紹介されています。とにかく、荷重が一か所にかからないように満遍なく置くしかないわけですが。本の収納にまつわる話が全編を貫いています。そこには本との向き合い方の大変さと大切さが感じられる内容で、愛書家には共通の悩みが赤裸々に綴られていました。前半に登場した松原隆一郎さんが後半で素敵な書庫のビルを建てました。らせん階段で上まで続く構造の書庫は羨ましいですが、庶民はただ、本を増やさないような工夫しかありません。電子化もその一つです。子供たちは自炊派ですし、大型古書店のお世話になっています。自炊代行業者の大変さも理解しました。出版文化を守るためにも著作権保護は必要でしょう。井上ひさしさんの膨大な書籍の話と収納の紹介は圧巻です。ラストに紹介されている草森紳一さんの「任梟盧」もそうですが、膨大な蔵書を遺した博覧強記の人物にはやはり憧れます。本との付き合い方の見本のようですが、その域には到底及びません。「電子化された本棚を訪ねて」でも書いてありますが、現物の本の良さは何を読んできたかが一目瞭然になり、即座に思い出したり、手に取れるところにあります。収納場所の問題は残りますが、本をどこかで保管したいのは愛書派の願いでもあります。本が増えすぎると家族関係もギスギスします。筆者のエピソードは身につまされました。赤裸々な執筆ですので、印象に残る本となりました。良書です。

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